メインイベントの第6試合で渕正信デビュー50周年&70歳バースデー記念試合が行われた。
渕と「ロイヤル渕ランブル」を勝ち抜いた全日本プロレス期待の新星、安斉勇馬(24)が対戦。渕はショルダータックルで安斉を吹き飛ばし、バックドロップ、ドロップキックを繰り出して孫ほどの年齢の安斉と渡り合った。ファンの「もう1回コール」に後押しされ、188センチ、105キロの安斉を何度もボディースラムでたたきつけ、得意技フェースロックで締め上げた。
だが安斉に連続でジャンピングニーをたたき込まれて反撃を許し、20分以上にも及んだ熱戦は最後、フェースロックを逆に安斉に決められ、キブアップを奪われて惜敗した。
渕は試合後、「1998年に、ここ(後楽園ホール)でジャイアント馬場さんの還暦試合の相手を務めました。僕はまだ44歳だったかな。『還暦試合なんてうらやましいな、そんな歳までプロレスができて馬場さんは幸せだな』と考えてましたが、まさか自分がここで古希の試合ができるなんて」と感激の表情。ファン、関係者、そして「丈夫に産んでくれた」という両親に「ありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。
渕は続けて「もう1回言わせてください。きつかった~。最後は受け身どころか足がふらついちゃって、みっともないところを見せちゃって。まだまだ修行が足りません」と客席を笑わせ、「もう試合はしばらくこりごりだなと言ってましたけど、何カ月かたってまたハングリーな気持ちになったら、またどこかでやってみようかなと思います」と話した。
渕は安斉に向かって「オレのフェースロック効いただろ。三沢(光晴)と練習した頃を思い出したよ。あの技は三沢がジャンボ鶴田からギブアップを奪った技。あの技で諏訪魔からギブアップを取ってみろ」とげきを飛ばした。
渕の話を正座で聞いていた安斉はバックステージで「渕さん、次はデビュー60周年、80歳の誕生日にぜひ胸を貸してください」と10年後の対戦を希望した。

