ボクシングWBA世界フライ級新王者となったユーリ阿久井政悟(28=倉敷守安)が一夜明けた24日、大阪市内で会見に臨んだ。前日23日に、王者アルテム・ダラキアン(36=ウクライナ)に判定3-0で勝利。世界初挑戦で悲願のベルトをつかんだ男は、大きな目標を明かした。
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ユーリ阿久井は「ベガス進出」を最大の目標に掲げた。王者ダラキアンに判定勝ちし、岡山のジム所属で初、同県出身では元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎以来のベルトを手にした。
今後は5月にも初防衛戦が計画される。先々を見据えると、さらに選択肢も夢も広がる。地元での凱旋(がいせん)試合はもちろん、「ゆくゆくは頑張ったら海外にも行けるかと思っている。海外といえばラスベガス。ボクサーだったらそこを目指したい」。現時点で海外プロモーターからのオファーはないが「勝っていけばそういう話も出てくるはず」と前向きだ。
前夜の試合は夢夫人と2人の娘に見守られた。「子どもからは『パパおめでとう。かっこよかった』と言ってもらいました。しばらく家族とゆっくりしたい。来月にディズニー(ランド)に行く計画をたてているんで」。そんなパパの顔から、徐々に世界チャンピオンへと変貌していく。【実藤健一】

