プロボクシング日本ヘビー級王者但馬ミツロ(29=KWORLD3)が新階級のブリッジャー級(約101・6キロ以下=国内未公認)で世界を目指す。3月31日、名古屋国際会議場でプロ11戦目に同級の世界ランカーを迎えるという。但馬は「デビューして2年経って、やっと世界ランカー(との対戦)。箔(はく)のある、みんなそれを目指してやっている。その先に(世界)ベルトがある。ファンが見たいマッチメークに近づく第一歩として扉が開くというか。今までとは一段階違うものを提供できると思っている。その分、気合も入っている」と口にした。対戦相手は近日発表される。

同級はヘビー級とクルーザー級の間に新設されたベルト。20年にWBCが新設し、昨年末にはWBAもスーパークルーザー級の階級名で設置したばかりの階級。まだ日本ボクシングコミッションも承認していないため、3月31日の試合はブリッジャー級のリミットに合わせて契約体重マッチとなる。

但馬は昨年11月、プロモート契約を結ぶ3150FIGHTの亀田興毅ファウンダーと一緒にWBC総会(ウズベキスタン)に出席。同級王者ルーカス・ロザンスキ(38=ポーランド)とも対面。昨年11月にはWBC同級16位にランクインし、最新ランキングでは21位となる。同級で日本人初の重賞級世界王座を狙い、いずれヘビー級に再挑戦する意向。但馬は「このブリッジャー級を経て、夢の物語、ヘビー級王者にどう近づくか。ヘビー級への物語につなげたい」と強調。4団体統一クルーザー級王者となった後、現在3団体統一ヘビー級王者となったオレクサンドル・ウシク(37=ウクライナ)のように段階を踏んでいく野望を持っている。

まずは王座挑戦可能となる世界ランキング15位以内を目指す。世界ランカーとのノンタイトル戦は真価が問われるファイトなる。「KOというのがプロの魅力。面白い重量級の選手が日本にいることを海外にアピールしていきたい」と気持ちを高揚させていた。