ボクシングの六島ジムは28日、大阪市内のジムで元全日本社会人王者・韓亮昊(ハン・リャンホ、26)のプロデビュー戦を発表した。4月21日に大阪市の住吉区民センターでWBOアジアパシフィック・スーパーフライ級15位スラット・イアムオン(タイ)との同級6回戦に臨む。

アマ実績を誇るとはいえ、いきなりのランカー。韓亮昊は「相手が決まって感謝している。1度だけ(相手の)映像を見たが、印象は何もない。自分が劣っているのはプロのキャリアだけ。チャンスがあれば倒したい」と強気に言った。

大阪朝鮮高から本格的にボクシングを始めた韓亮昊は、東農大4年時に主将を務めた。22、23年と全日本社会人選手権を2連覇。北朝鮮代表でのパリ五輪を目指したが、北朝鮮は自国で活動する選手を優先。パリ五輪への選考対象となる昨年のアジア大会(中国・杭州)代表にも選出されず、五輪への夢は断たれ、プロで世界王者の道を選んだ。

軽量級では異色の長身173センチを武器にするサウスポースタイル。まだ、プロとしての体を作っている段階で、タイトル挑戦も「来年ぐらいには」と慎重に語る。朝鮮籍では元WBC世界スーパーフライ級王者・徳山昌守以来を目指す。「強い相手だと思うが絶対に勝ちます」と鮮やかにプロのスタートを切ることを誓った。