「ABEMAプレゼンツRISE(ライズ)エルドラド2024」が3月17日に東京体育館で開催される。今大会ではRISE対K-1の対抗戦5試合など、注目の試合が多数組まれている。だが、他のどの試合よりも大きなインパクトを残そうと考えているのが、先月4日のRISE年間表彰式で23年のベストKO賞を受賞した大崎一貴(27=OISHI GYM)だ。

大崎一は今回のエルドラドで、挑戦者ジラリー・キャルービー(23=フランス)を相手にISKAオリエンタルルール世界フライ級王座防衛戦に臨む。くしくも23年のベストKO賞に選ばれた試合は、昨年4月21日のニコラス・リヴァース(フランス)とのISKAオリエンタルルール世界フライ級王座決定戦。大崎一は芸術的な頭部へのバックスピンキックでリヴァースをKOして会場を沸かせた。

5日までに愛知・名古屋市にある所属のOISHI GYMで練習を公開した大崎一は「対抗戦に限らず、全試合の中で1番目立つKOをすれば、対抗戦に僕を出していても絶対にRISEが勝ったなと思ってもらえますし、ベストKO賞も本当に取りにいくんで」と力を込め、2年連続のKO賞に値するような派手な攻撃でキャルービーを倒す意気込みを示した。

RISEスーパーフライ級(-53キロ)王者でもある大崎一は公開した練習で、弟でRISEバンタム級(-55キロ)王者の大崎孔稀と首相撲(相手の頭を両手でつかみ、膝蹴りを入れたり、投げたりするムエタイでは必須の技術)を繰り返した。

首相撲は普段のRISEでは禁じられている技術だが「体の強さ、体幹の部分で強くなると思いますし、次の試合は首相撲ありのルールなので。良い練習になってます。もともとムエタイでやっていたのもありますし、使える技は何でも使っていった方がいいかなと思って」と説明。また今回の王座戦は普段の3Rではなく5Rだが「いつもよりも多いラウンドではありますけど、いつも通り最初から倒しにいきたいと思います」と宣言した。

相手のキャルービーは長身(177センチ、大崎一は160センチ)のサウスポー。「背がでかいサウスポーということで今すごい対策練習をしてます。ウチのジムにも身長でいったら奥山(雅仁)とか小川惺也とか、近い身長の相手がいるんで。後輩に対策練習を付き合ってもらってます」と対策も万全。大崎は最後にファンに向けて「3月17日はすごい背の高くてやりづらい相手だと思うんですけど、そういった相手を豪快に倒して勝つんで楽しみにしておいてください」と力強く宣言した。【千葉修宏】

▼ISKAオリエンタルルール世界フライ級(-53・5キロ)王座戦3分5R

王者・大崎一貴(27=OISHI GYM/第2代RISEスーパーフライ級王者、ISKAオリエンタルルール世界フライ級王者) VS 

挑戦者ジラリー・キャルービー(23=フランス、CARCHARIAS Gym)