次世代の格闘技界を担うスターを発掘するABEMAオリジナル格闘ドキュメンタリー番組「格闘代理戦争-THE MAX-」の1回戦(キャッチウエート69キロ、3分3R)が15日、都内で行われた。

4強が出そろい、全試合終了後に準決勝の組み合わせ抽選も行われた。

4月19日に再びABEMAで生放送される準決勝の対戦カードは以下の通り。

▼準決勝

中村京一郎(25、岡見勇信&中村倫也推薦)

VS

ギレルメ・ナカガワ(23、クレベル・コイケ推薦)

▼同

中谷優我(21、青木真也推薦)

VS

トミー矢野(21、イゴール・タナベ推薦)

に決まった。

その後、各選手がインタビューに臨んだが、中谷の勝利後に「監督辞任」を示唆した青木真也(40)が、他の全監督&全選手にまさかのダメ出しを行った。

自身が中谷の監督を続けるかどうかについては「分からない。続ける気はあんまりないですけどね」と話した青木は「とにかく4つ残った全員ダメじゃん。どうすんの? 全員、勝つことしか考えてない。(プロ格闘家としては)仕事にならないだろ、全員」と、出場したプロ予備軍の選手たち、およびその監督に向けて厳しい言葉を投げかけた。

青木は「中村倫也、岡見、クレベル、イゴール、誰か見出しをつくれんのか? もうちょっとお前らまじめにやれって。もっと面白いことにまじめになれ」と、メディアに見出しつきで登場できるような面白いことを誰もやってないと指摘した。

青木は「(中谷の試合は)もう満点じゃないですか。素晴らしいと思いますよ。言った通り、感動しました」と話した上で「でも、とにかく他がダメ。これでいいと思ってるのなら仕事にならないですよ。だってああ(優勝賞金)300万円もらった、ああうれしいな、で終わりじゃん。(みんなが目指してるのは)そこじゃないでしょ。その先があるでしょ。その裏があるでしょ。お粗末ですよ」と断言。再度、青木&中谷のチームの存続について質問が及ぶと「チームじゃないですよ、番組の存続ですよ」と、このまま全員が勝つことだけを考えていたら番組の存続が危ないと訴えた。