アスカ、セイン、ダコタ・カイ組が大舞台の6人タッグ戦に敗れた。ビアンカ・ブレア、ナオミ、そして屈強な筋肉を誇る「新顔」ジェイド・カーギル組と激突。カイがカーギルのジェイデッド(背後から相手を持ち上げ、相手顔面をたたく変形フェイスバスター)を浴び、8分3秒、フォール負けを喫した。

試合開始早々、セインが場外インセインエルボーでナオミを先制したが、徐々にブレアとカーギルのパワーに圧倒された。カイ、アスカ、セインとが次々とマットにたたきつけられると、まとめてハンドスプリング式ムーンサルトで“圧殺”された。アスカ、セインがブレアを孤立させようと捕獲を狙ったものの、カーギルに交代を許した。

今度はアスカ、カイがカーギルの強烈キックでマットに倒され、さらにセインはバックブリーカーで痛めつけられた。アスカは局面打開の毒霧攻撃を仕掛けたものの、セインに誤爆。さらにブレアのKOD(キス・オブ・デス=変形フェイスバスター)を浴びて場外にはじき飛ばされてしまった。最後はカーギルに捕まったカイがジェイデッドを食らい、3カウントを許してしまった。

アスカは18年レッスルマニア34大会でシャーロット・フレアーに敗れた後、19年のレッスルマニア35大会では女子バトルロイヤルで敗退。20年レッスルマニア36大会は、カイリ・セインと組み、WWE女子タッグ王者としてアレクサ・ブリス、ニッキー・クロス組の挑戦を受けて敗れた。22年レッスルマニア38大会ではロウ女子王者としてリア・リプリーの挑戦を受けて負けており、年間最大の祭典では5戦全敗中。これでシングル戦、タッグ戦を含めてレッスルマニア6連敗となってしまった。

なおレッスルマニア40大会第1日はABEMAのPPVで生中継された。