ボクシング興行「3150FIGHT」を手がける亀田興毅ファウンダー(37)が24日、プロモーターを務める5月4日の世界戦(エディオンアリーナ大阪)に向けて、東京都内で会見した。

メインはIBF世界バンタム級タイトルマッチで王者エマヌエル・ロドリゲス(31=プエルトリコ)に8戦無敗の同級1位・西田凌佑(27=六島)が挑む。

興毅ファウンダーは、エンターテインメントを手がけるLUSHと組んだ画期的興行をアピール。LUSHは音楽イベントと融合したボクシング興行を手がけ、今回が3回目で初の世界戦。前回は3月16日に名古屋で元WBC世界ライトフライ級王者矢吹正道(LUSH緑)の413日ぶり再起戦を成功させている。

興毅氏は「音楽と食。今までのボクシング興行を覆す」と意気込む。LUSHゆかりのアーティストによるパフォーマンスに、「食」に関しても、大胆に仕掛ける計画という。

会見には前日23日に来日した王者ロドリゲスもリモートで参戦した。興毅氏によると「(挑戦者の)西田といえばトシヒコ(俳優の西田敏行と勘違い)しか知らないと」とギャグをかましたと言い、「彼は俺に勝てない」と勝利宣言した。

その先のターゲットについても言及し、「中谷とやりたい」。世界3階級制覇したWBC王者の中谷潤人(M・T)をターゲットにした統一戦への意気込みを明かした。

5・4興行は「abema tv」で無料配信される。