5月6日後楽園大会でプリンセスタッグのベルトに挑戦する上原わかなが、前哨戦に勝利し、好調をアピールした。

本番でタッグパートナーのHIMAWARI、そして大久保琉那と組み、6人タッグに登場。王者鈴芽、遠藤有栖に風城ハルを加えた3人と対戦した。上原は遠藤の攻撃をうまくかわし、腕をキメ、追い詰めるなど優位に試合を進めた。さらに鈴芽にも高い位置でのドロップキックを決めた。最後はHIMAWARIとの拘束ブレーンバスターの合体技を決めて勝利。唯一の前哨戦で勝利し「勝ちを取りたいって考えていたので良かった」と目を細めた。

13日の大会で王者組に勝利したことで挑戦を決めた。一緒に戦っていた中島翔子が、目の前で渡辺未詩のプリンセス・オブ・プリンセスに挑戦表明。それにつられたような形とはなったが、実は「前から挑戦したいと思っていた」という。セコンドでベルトを運ぶたびに思いが強くなっていた。パートナーのHIMAWARIとはほとんど組んだことがなかったが、練習では「ビックリするくらい息が合う」と明かした。この日も最後にしっかりと合体技を決め、勝利につなげた。「もっと仲良くなって、チームワークを大事にしてやっていけたら」。残り1週間、即席タッグが絆を強くし、一気に頂点まで上り詰める。