9月1日に神奈川・横浜大さん橋ホールで開催されるムエタイの「Shimizu presents BOM(ザ・バトル・オブ・ムエタイ)47」で、WBCムエタイ・スーパーフライ級ダイヤモンド王座をかけてペットアヌワット・ノーアヌワットジム(タイ)と対戦する吉成名高(23=エイワスポーツジム)のインタビューが主催者を通じて届いた。
タイ人以外では初となるラジャダムナンスタジアム3階級制覇王者の吉成は、7月の「RWS(ラジャダムナン・ワールドシリーズ)ジャパン」でラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王座2度目の防衛に成功。連勝を31に伸ばした。今回、かけられるWBCダイヤモンド・ベルトはK-1でも大活躍したブアカーオ・バンチャメークとルンピニースタジアム認定4階級制覇王者のセンチャイ・PKセンチャイムエタイジムが獲得しているムエタイ最高の選手の証だ。
-7月のジョムホートとの防衛戦を振り返って
「2度目の防衛戦でもちろん落とせない試合でした。3Rにダウンを取って狙っていたKOはできなかったんですけど、自分が小さい頃から見ていたジョムホート選手と拳を交じることができて、すごく内容の濃い試合ができたと思います」
-ダウンを取った肘は狙っていたものですか
「流れの中で出た技ではあるんですけど、結構自分がダウンを取るときは左の肘が多くて、右肘で明確にダメージを与えてダウンを取ることはあまりなかったので、またどっちの肘でも倒せるという自信にはなりましたね」
-圧倒して最後に倒しきれなかった理由は
「4R目の試合中にジョムホート選手からタイ語で『君すごいね。僕は足がもう動かない…』と言われ、負けを悟った相手に対して、それ以上攻めづらいムードがありました(苦笑)。それでも、僕はジョムホート選手は魅力のあるムエタイ選手として尊敬しています」
-同じ大会で松田龍聖選手が、名高選手との試合が期待されていた41連勝中のクンスックレック選手にKO勝ち。クンスックレック選手と今後、戦いたいですか
「もともとお互いがバンタム級とスーパーフライ級のチャンピオンなので、その間の体重でやるという話になりかけたところでしたが、クンスックレック選手はチャンピオンじゃなくなってしまったので、無理してやることもないのかなと」
-今回の相手、ペットアヌワット選手の印象は
「確か、自分と同じ年でかなり厄介なスタイルです。身長が174センチぐらいあり、前の手を使うのがすごくうまくて、前回の試合でも得意としている肘でKOしていたので、今年やってきた選手とはスタイルが全然違います。今回はRWSではなく、WBCのタイトル戦なので完全にムエタイの基準の試合になります」
-ハマりそうな技は
「ボディはかなり今回狙っていて、ただボディに行くだけだと肘を合わされて危ないので、ちょっと工夫しながら前の手でリードして僕が狙っているタイミングでボディストレートで当たればKOできるんじゃないかなと。一流の選手はボディやローキックで倒れるのはダメなことだと思うので、そのクラスの選手を倒すのは結構難しいことですけど、ただどんな選手でもタイミングよく入れば絶対に効くので狙っていきます」
-今回、WBCムエタイ・ダイヤモンドベルトがかかったことについては
「ムエタイに対して大きな実績を残した人じゃないと認められないベルトという話を会長から聞き、僕が今まで積み上げてきたものが認められたからこそ、そのタイトル戦が実現できたと思うので、モチベーションは高いですね。ベルトのデザインも格好良いですし、男子で巻いたのはブアカーオ選手、センチャイ選手という本当に偉大でタイで知らない人はいないというくらいの選手が巻いているベルトなので、3人目で自分の名前が加わるというのは本当に光栄なことです」
-ファンにメッセージを
「今回WBCダイヤモンドというすごく価値の高いタイトルマッチを選んでいただきました。美しい試合、圧倒的な試合、きれいな試合をした上でベルトをとらなければいけないと思うので、ムエタイの技術を全部詰めたような攻防を見せて、最後は僕が必ずフィニッシュにつなげてそのベルトを巻きたいと思います。会場の皆さんは僕の試合を楽しみにして、観に来てくれるとうれしいです。応援よろしくお願いします」

