プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥(31=大橋)が31日、横浜市内のホテルで次期防衛戦に向けた最後の記者会見に臨んだ。
9月3日に東京・有明アリーナで元IBF世界同級王者で現WBO世界同級2位のTJ・ドヘニー(37=アイルランド)の挑戦を受ける。ドヘニーとそろって登壇した井上は「すべてのトレーニングを順調にこなすことができてすごく良い状態に仕上がっているので9月3日を楽しみにしています」とリラックスした表情をみせた。
5月6日に東京ドームで臨んだ元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)との防衛戦に続き、4本の世界ベルトを懸けた一戦となる。会見にはWBAスーパー、WBC、IBF、WBOの王座ベルトが並べられた。「こうして4つのベルト、4団体(統一王者)の防衛戦ができることに誇りに持ち、必ず自分の中で納得する試合をこなしていきたいなと思う」と決意を新たにした。
海外のブックメーカー(賭け屋)となる英大手ウィリアムヒルのオッズは、井上勝利に1・02倍、ドヘニー勝利に15倍と、井上の圧倒的有利に動く。ドヘニーは試合当日、体重を一気に10~12キロ程度増量できる肉体の持ち主。フィジカル、体の大きさが違う中でのファイトが予想されるが、「体はでかいし、僕以上にリカバリーしてくる。そんな相手だからKOしたい。ボクシングの魅力は、判定でも伝えられる。KOでも判定でもどちらも準備しています」と自信の笑みを浮かべた。

