無敗の格闘家でプロボクシングWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者の那須川天心(26=帝拳)が22日、都内のホテルでボクシング転向6戦目に向けた会見に臨んだ。24日、東京・有明アリーナで前WBO世界同級王者ジェーソン・モロニー(34=オーストラリア)との同級10回戦を控え、会見でモロニーと間近で対面した。
昨年5月まで世界王者だったモロニーとの対戦を2日後に控えた那須川の主な一問一答は次の通り。
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-コンディションは
那須川 コンディションは素晴らしく良くて。やっぱり5戦して、今回6戦目。毎回毎回、やることによって、すごいコミットしている感じがある。この後、会見が終わって動きたい気分なので、これからまた練習して調整しようと思っている。
-モロニーの印象
那須川 すごい表情も良いし、本当に僕よりも全然、経験もあるし。こういうところであわてる選手ではない。すごい試合まで仕上げている印象ですね。
-前世界王者との対決で注目される
那須川 本当、今回の試合で、僕がどこまで通用するのかというのが、みんなが分かるラインだと思う。だからとって僕が変わることはないですし。いつも通り。今回は特に自分との対話をずっとしてきまして。日によって良い部分、悪い部分の波があったけれど、だいぶなくなってきて、調子良い。自分で自分のことが分かるようになってきました。自信を持って、というのはなかなかどういう表現すれば分からないけれど、自分には自分がついているぞ、という気持ちで臨みたいと思う。
-今後の調整
那須川 軽く動く。動きの確認と体の確認をする。シャドーだったり、軽くミット(打ち)だったりかなと。明日まで太陽の光をしっかり浴びてエネルギーを感じて、あとはちょっと禅を組んだり。非常に集中した自分の中の高める方法があるので、ゆっくりとやっていきたい。
-現時点のバンタム級の立ち位置は
那須川 今の立ち位置としては世界に挑戦できるかできないかというのが、まああの自分の中での立ち位置だと思う。でも自分の中では常に1番だと思っていますので。格闘技やっている意味がない。そこは自分の中で持ちつつ、今回はしっかり狼煙(のろし)を上げないと意味がないと思っている。狼煙をしっかりと上げられればと思う。
-会場には4人のバンタム級世界王者が集まる予定。アピールは
那須川 アピールは…そうですね。本当に、ここまで来たぞというのを今回の試合でみせないといけないと思うし。まあ、誰がどうとかあんまりもとから気にしていないタイプというか。本当に自分もそうだし、あとは世間との戦いでもあるので。毎回言いますけど。ここで那須川天心が負けたら、僕を応援してくれる人は悲しいし、ショックだろうし。ここで勝って、さらにボクシングで僕のファンにも、僕のファンでない人にも知ってもらえる。ボクシングを大きくしたいというのが僕にあるので、そこに関して、僕が勝つことによっていろいろ広がってくると思う。ボクシングの楽しさというか、格好いいぞという。今、世の中的に良いニュースがない。ヒーローがいないと思うので、そこを僕が先頭に立ってですね。子供のころ楽しかったねではなく、大人の方が楽しいぜというところを体現したい。(おわり)

