メインイベントのフライ級キックボクシング・スーパーファイト(3分5R)で元K-1世界3階級制覇王者の武尊(33)が、元ONEフライ級ムエタイ世界王者のロッタン・ジットムアンノン(27=タイ)に衝撃の1回KO負けを喫した。

ロープ際に詰められ、左フック→右→左フックと2度、強烈な左を被弾。2発目を食らってダウンし、立ち上がりかけたところでレフェリーが試合を止めた。1回1分20秒、試合開始からわずか80秒での敗戦に、武尊はさばさばとした表情を浮かべた。

武尊はONEデビュー戦となった昨年1月のスーパーレック戦で激闘の末に判定負け。太ももの筋断裂と左膝を2カ所骨折する大けがを負った。そこから再起し、ONE初勝利となったタン・ジン戦(24年9月)を経て、念願のロッタン戦にこぎつけたが、結果は望んだものにはならなかった。

一方ロッタンは「素晴らしい気分だ。2年前に左拳を痛めて、こんなに自分の左に力が残っているなんて知らなかったよ」と満面の笑みで話した。【千葉修宏】

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