プロボクシングWBA世界バンタム級正規王者アントニオ・バルガス(28=米国)が攻守ともに意識し、初防衛成功に自信を示した。30日、横浜BUNTAIで同級2位の元WBC世界フライ級王者比嘉大吾(29=志成)の挑戦を受ける。28日には横浜市内のホテルで世界戦公式会見に臨み、比嘉と初対面を果たした。
バルガスは「コンディションは最高。必要なことはすべてやってきた。30日には自分のスキルをお披露目したい。ここ3試合ビッグマッチが続いた比嘉選手も良い流れになっているのではないか。彼を相手に自分の力をみせられる良い試合したい」とベルト死守に燃えた。
昨年12月の同級暫定王座決定戦を制し、暫定王者に。その後、正規王者堤聖也(角海老宝石)が左目手術を理由に休養王者となったため、正規王者となった。もともと好戦的ファイターではあるものの、初防衛戦となるために不用意に攻めるつもりはない。
バルガスは「序盤の1、2回に状況に慣れる、環境の慣れる、相手がどういうスタイルで戦うかの様子を見る。そこから自分のスタイルに適応していく戦い方。今回もそうなると思う。自分は適応力とさまざまなファイトスタイルがあるところが自分の持ち味だ。どんなスタイルを見せていくかをそこから決めていきたいと思う」と静かなスタートで戦う作戦を口にした。
アマチュア時代から全米選手権を制し、16年リオデジャネイロ・オリンピック(五輪)にも出場し、フライ級で16強入り。ガードを高めにしながら近距離で左右フックを狙うタイプ。比嘉とは似たスタイルとなるバルガスは「勝利のカギはクリーンヒット、有効打をしっかりと当てていくこと。この試合に限らずだが、ディフェンスをしっかりとやりたい。勝利のイメージはあまりしないが、良い試合になると思う。自分が手数を出していける試合したい」と攻守にポイントを挙げていた。

