ボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)の幼なじみで元Jリーガーの山口聖矢(31=大橋)が東日本ライト級新人王準決勝進出を逃した。小原健人(28=Reason押上)との東日本同級新人王3回戦に臨み、0-3の判定負けを喫した。3回に右フックでダウンを喫して昨年に引き続き、準決勝に進めなかった。

山口は「最初から見すぎたなと。やりずらくて、(小原の)パンチも硬かった。強いというよりも硬いというパンチでした。ちょっと距離を取りすぎた。ダウンしてから吹っ切れたけれど、最初からいっていたら変わっていたかなというのはある」と反省した。

特に3回のダウンについて「いきすぎましたね。相打ちを狙っていたけれど…。1ラウンドでストレートが当たる感じがなく、強引にいってみたら、そこで食らってしまった。効いた感じなくフラッシュダウンだったがもういくしかなかった。最初からいっていけば変わっていたかな」と遠くを見つめた。

リングサイドでは井上、井上の父真吾トレーナーらが熱心に応援していた。真吾トレーナーからは細かい動きのアドバイスをもらっていたという山口は「尚弥と真吾さんの声がは聞こえるので、いくしかないなという感じでした。もっとくっついていけと昔から言われていて。悔いが残るところですね」と両肩を落とした。

現時点での規定では、来年も新人王にエントリーできる。山口は「(来年は)まあ出るチャンスがあれば。昨年もここで負けたのでこえたかったですけど。昨年の負けよりも悔しい。今年もいけると思ったけれど、まだまだでした(ボクシングは)続けはするので来年、考えてはいる。チャンスあれば『三度目の正直』で。何かしらの形は残したい。また一から頑張りたい」と自らを鼓舞していた。【藤中栄二】