アマ9冠ボクサーでプロ転向2連勝中の堤麗斗(23=志成)が10戦目以内の世界挑戦を目指すと明かした。8日(日本時間9日)、アンバサダー契約を結んでいる米老舗専門誌ザ・リングのインタビューに応じた内容が電子版に掲載。13日(同14日)に米ラスベガスで控えるハピエル・マルティネス(29=米国)戦に向けた意気込みを示した。8日に米ラスベガスに向けて出発した堤にとってプロ転向から3戦連続での米国での試合となる。
堤は「最初の3試合すべてが、こんな大きなイベントになるなんて想像をもしていなかった。とても興奮しているが、この瞬間とチャンスを楽しみたい」と決意を示した。25年5月、米ニューヨーク・タイムズスクエア特設リングでプロデビューし、リバール・ウィッティントン(米国)に6回判定勝利。7月には同じニューヨークのルイ・アームストロング・スタジアムでマイケル・ルイス(米国)から計3度のダウンを奪い2回TKO勝利を収めている。
今回の会場は米ラスベガスのアレジアントスタジアムとなる。収容7万5000人で、メインイベントでは4団体統一スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(35=メキシコ)-元4団体統一ウエルター級王者テレンス・クロフォード(37=米国)戦というスーパーファイトが組まれる。今年4月、堤はアレジアント・スタジアムを訪問し、WWE年間最大の祭典レッスルマニア41大会を視察していた。
5月のプロデビューから早くも3戦目を迎える堤は「ハードなスケジュールだが、7~9戦目の間で世界戦ができたら理想的」と気合十分だ。アマ13冠のWBA世界スーパーフェザー級3位の兄駿斗(26=志成)が年末のプロ8戦目で世界挑戦する可能性がある。兄弟王者を狙っている立場。 堤は「子供の頃から兄に憧れていた。アスリートとして、そしてボクサーとしてずっと僕に刺激を与えてくれる…でも今も兄をライバルだと思っている。どちらが先に世界の頂点に立つかを競っている感覚。もし2人とも世界王者になれば、その経験は素晴らしいもの。お互いに意識して競っている」との心境も明かしていた。

