関脇安青錦(22=安治川)が、取組で痛めた箇所について説明した。
西前頭筆頭の隆の勝を押し出して7勝目を挙げたが、押し出した際、バランスを崩して土俵下に転落した。
左によろけて、左足で踏ん張ろうとした際に、2歩目が不十分でそのまま崩れ落ちた。
土俵下でしばらく動けず、不穏な空気が流れた。
花道の奥でも左足をひきずってゆっくりと風呂場に直行した。
付け人がポリ袋一杯の氷をもって、支度部屋と風呂場を走って行き来するなど緊迫したムードに包まれた。
風呂で汗を流した安青錦は、まげを結う間、左足の親指を中心に氷を乗せた。
「指か」と質問されると「感覚的には指が(がくっと)入っちゃった」と説明。
痛みについて聞かれると「まだわからないですね」。
「親指か」と質問されて
「そうですね」と答えた。その後は「相撲の話をしましょう」と、けがについての話を打ち切った。
まげを結い終えて、帰る際に、氷をどけると、左足親指の爪が浮くような形となっており、血が出ていた。
ただ血が流れ落ちるほど、爪がはがれているわけではなく、支度部屋を出る際の足取りはしっかりとしていた。
10勝を挙げれば大関に復帰できる安青錦はこの日で7勝1敗として、勝ち越しに王手。
9日目は復調してきた横綱大の里と対戦する。

