第5試合で「ねくじぇねトーナメント’25優勝決定戦(時間無制限一本勝負)」が行われ、七瀬千花(21)が執念の連続エルボーバットで6分59秒、高見汐珠(うた、18)から3カウントを奪取。今トーナメントは2敗したら脱落のダブルイリミネーション方式のため、ともに1敗となった両者は疲労困憊(こんぱい)のまま再試合に突入した。
再試合ではまず汐珠が叫びながら突進。エルボー、ドロップキック、コーナー2段目からの反転式ミサイルキックを千花に浴びせてフォール。千花はこれをカウント2で返すと汐珠をボディスラムでたたきつけ、得意のエルボーを見舞い、さらにドロップキック。そして再度、強烈なエルボーをたたき込んだ。
カウント2でキックアウトした汐珠に、千花は稲荷鳥居・改(ホイールバローから仕掛ける稲荷鳥居)を仕掛けるも、汐珠がさせず。すると千花は稲荷鳥居(リストクラッチ式の変形フルネルソン)で絞めあげた。
汐珠はロープで何とかエスケープ。千花はさらにエルボーから稲荷鳥居・改で捕らえるが、逃れた汐珠はすかさず飛びついてコアラクラッチで絞め、2分58秒、ギブアップを奪った。
初優勝した汐珠は号泣しながら「ねくじぇねトーナメント、優勝したぞ!」と絶叫。そして「有栖さん! 来てください! 有栖さん!」とインターナショナル・プリンセス王者の遠藤有栖をリングに呼び寄せた。
汐珠は「有栖さん、汐珠ずっと、ずっと有栖さんと…有栖さんとシングルがしてみたくて。いま有栖さんがインターナショナルのチャンピオンなので! そのベルトに! 挑戦します!」と宣言。すると有栖も「汐珠、頑張ったね。おめでとう!」と祝福し「見てたよ。私もいまの高見汐珠とシングルがしたい。11月の後楽園(11月9日後楽園ホール大会)でこのベルトを懸けて闘おう」と応じると、汐珠は「よろしくお願いします!」とあらためて絶叫。2人は固い握手をかわした。
汐珠はその後のバックステージで、有栖と試合がしたかった理由について「一番は身長が同じなんですよ! 汐珠はすごい小さいということですごく心配させちゃうというか、そういう目で見られることが多かったので。そこの一つの光になってくださっている方だし、それは有栖さんだけじゃなくて、中島(翔子)さんとか鈴芽さんとかもそうなんですけど」と説明。
「今(渡辺)未詩さんが一番のベルトを持っているんですけど、ずっと汐珠は未詩さんに憧れてここに来ましたって言ってるんですけど、どう頑張っても(未詩のようには)なれないと思っているので。言い方が難しいんですけど、一番近い(なりたい)像が有栖さんかなって自分の中では思っているので」と話した。

