メインイベントで3冠ヘビー級王座戦が行われ、王者の宮原健斗(37)が23分15秒、シャットダウンスープレックスホールドで挑戦者の羆嵐(35)から3カウントを奪い、6度目の防衛に成功した。
終盤、羆嵐がクロスボディを放ち、続けて埼玉に乾杯!(変形フェイスバスター)。これをカウント2で切り抜けた宮原は、直後の羆嵐のセントーンをかわし、膝を連続でたたき込んだ。そしてシャットダウンスープレックスで仕留めて熱戦に終止符を打った。
この試合が決まると、宮原は羆嵐について「元WRESTLE-1」を強調。セコンドにも元WRESTLE-1の選手がつくように要求し、吉岡世起、本田竜輝、芦野祥太郎、立花誠吾が羆嵐のセコンドについた。
試合後、宮原は「俺がなぜ元WRESTLE-1という発言をしたのか、わかるか? 人間誰しも育ってきた場所があるだろ。その場所で何があろうと、周りから何と言われようとアイツはWRESTLE-1で生きてきたんだろ? 周りの声なんか関係ねぇだろ。だから俺は元WRESTLE-1という言葉を発した。プロレスのリングは男の生きざまの見せ場所だろ。今、現在、どんな人生を歩んでるかで過去なんて変えられるんだ。いいな。それを俺はきょうの試合で、羆嵐を通して見てる人に伝えたんだ」と説明。
そして「俺だって過去がある。そう、俺の過去を知ってるか? 健介オフィス、あっ! これは…放送禁止だった。すいません、俺は過去を公に言えない。何て人生だ…」と、言葉から闇深そうな雰囲気を漂わせていた。
◇羆嵐「この12年間の羆嵐のプロレスラー人生とWRESTLE-1、全日本で培ってきたものはすべて出したつもりです。俺に残ったのは負けだけだから。また這い上がるしかないよね。この3冠戦たどり着くのに6年かかったんだもん。6年が何十分で終わっちゃった。悔しいですね。でもまた一から積み上げていけばいいから」
<全日本プロレス八王子大会全成績>
▼第1試合 タッグマッチ
○本田竜輝&安斉勇馬(8分32秒、ファイナルベント→片エビ固め)青柳優馬&×大森北斗
▼第2試合 タッグマッチ
○“ミスター斉藤”土井成樹&セニョール斉藤(8分28秒、バカタレスライディングキック→片エビ固め)関札皓太&×さくだとしゆき
▼第3試合 Titans of Calamity VS 斉藤ブラザーズシングル2番勝負
○タロース(13分0秒、Ride the lighten daddy→片エビ固め)×斉藤ジュン
▼第4試合 8人タッグマッチ
MUSASHI&○田村男児&進祐哉&阿部史典(10分56秒、パワーボム→片エビ固め)×立花誠吾&小藤将太&佐藤光留&吉岡世起
▼第5試合 8人タッグマッチ
○諏訪魔&鈴木秀樹&関本大介&真霜拳號(15分15秒、バックドロップ→体固め)潮﨑豪&芦野祥太郎&ザイオン&オデッセイ
▼第6試合 Titans of Calamity VS 斉藤ブラザーズシングル2番勝負
○綾部蓮(13分39秒、アイアン・メイデン)×斉藤レイ
▼第7試合 ゼンニチJr.タッグフェスティバル決勝戦
○青柳亮生&ライジングHAYATO(25分49秒、ファイアーバードスプラッシュ→エビ固め)×井上凌&望月ジュニア
▼第8試合メインイベント 3冠ヘビー級王座戦
○宮原健斗(王者)(23分15秒、シャットダウンスープレックスホールド)×羆嵐(挑戦者)
※第76代王者宮原健斗が6度目の防衛に成功

