日本スーパーフェザー級王者奈良井翼(26=RK蒲田)がダウンの応酬の末、4度目防衛に成功した。
同級1位砂川隆祐(26=沖縄ワールドリング)の挑戦を受け、3-0(96-94×2、97-93)の判定勝利を挙げた。試合開始から的確な右ストレート、左フックを打ち込んだ。主導権を握ったかにみえたが、8回に右フックを浴びてダウン。さらに左フックで2度目のダウンを喫するピンチに陥った。しかし同回終盤に右フックでダウンを奪い返し、競り勝った。
何とかベルトを死守した奈良井は「ダウンしても(試合内容は)覚えている。仕事を休んで2部練習してきた。そのおかげで勝てました。みんなに激励を受け、やるしかないと。苦しくなることも想定していた。今日、僕が成長していたところです」と安堵(あんど)の笑み。ダウンを喫した場面にも「脱力しすぎてガード下がってダウンしました。練習していたのに…」と悔しそうな表情を浮かべた。また挑戦者砂川に向け「ボクも砂川選手も同じ年齢で同じインターハイに出ている。そういう運命ということも感じた」とエールを送っていた。

