WBC世界バンタム級2位の那須川天心(27=帝拳)が強敵レジェンドとの再起戦に勝利し、世界挑戦権をつかんだ。元2階級制覇王者で同級1位のフアンフランシスコ・エストラダ(35=メキシコ)との同級挑戦者決定戦に臨み、9回TKO勝ちを収めた。フライ級、スーパーフライ級で王座を統一してきたプロ50戦目の世界的なビッグネームを撃破した。

◇    ◇    ◇

キックボクシングRISEの2階級制覇王者、那須川龍心(19)は父でTEPPEN GYM会長の那須川弘幸氏とともに兄、天心の試合を観戦。天心の勝利に「率直に弟として誇らしいなと。兄として素晴らしいなと思いました」と会心の笑みを浮かべた。

天心はこの試合に向けて週に1回は同ジムで龍心とともに練習、調整してきた。龍心は前回・井上拓真戦から兄がどう変わったかについて「近い距離でもしっかり自信を持って戦えるようになったのかなと思います。そこを週1回やってたので。練習の成果が出てましたね」と説明した。

龍心は同じ両国国技館で行われた3月28日のRISEで長谷川海翔に劇的な5回KO勝ちでスーパーフライ級王座を獲得したばかり。「自分もこういう舞台でかまさないとな、って思わされました」と兄からさらなる刺激を受けていた。

【ボクシング】那須川天心、涙のTKO勝利!元2階級王者エストラダ下し世界再挑戦へ/ライブ詳細