昨年10月のボクシング、プロデビューから3連続KO勝利の20歳、井上尚弥(大橋)が、24日に行われた日本ボクシングコミッション(JBC)のランキング委員会で日本ライトフライ級6位から1位に浮上した。横浜市の所属ジムで「意外と早かった。世界に一歩近づいたと思う」と感想を話した。

 16日の10回戦では試合中に右拳を打撲しながらも10回TKO勝ち。次戦は同級王者の田口良一(ワタナベ)との対戦になる可能性が高い。井上は「目の前にタイトルマッチがあるので、集中してやりたい」と意気込みを語った。