<プロボクシング:WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇6日◇東京・大田区総合体育館

 日本最速プロ6戦目での世界挑戦となったWBC世界ライトフライ級4位・井上尚弥(20=大橋)が、5度目の防衛を狙う同級王者アドリアン・エルナンデス(28=メキシコ)を相手に、6回2分54秒のTKO勝ちした。

 ◆スピード世界王座奪取

 センサク(タイ)の3戦目が世界最速。元ムエタイ王者で75年にWBC世界スーパーライト級王座を獲得した。2位はウィラポン(タイ)の4、3位はウェア(英国)の6戦目。国内では井岡一翔が11年に7戦目でWBC世界ミニマム級王座を奪取し、5人目の挑戦で最速だった。井上は国内最速を1試合更新し、世界では歴代3位タイとなる。