1人、トップを走ってきた大関稀勢の里(29=田子ノ浦)の全勝が止まった。

 2度目の立ち合いで、横綱白鵬(31=宮城野)に右ほおを張られ、かち上げで上体を起こされた。抵抗する間を与えられず、寄り倒された。完敗だった。

 これで1敗で3人が並ぶ状況になった。ただ、敗戦後は舌打ちなどが目立ったこれまでと違い、表情は落ち着いていた。初優勝へ、真価が問われる4日間となるが「まだまだこれから。自分を信じて、最後までいきたい」と前向きな言葉を並べた。