横綱白鵬(31=宮城野)がまたしても、強さを見せつけた。

 横綱鶴竜(30=井筒)を左で張ると、すぐさまもろ差しになる。同じ横綱を2秒8で寄り切る圧倒ぶりで「前に出られているのが、いいように結果につながっている」と振り返った。

 直前では1差で追う稀勢の里(29=田子ノ浦)豪栄道(29=境川)の2大関が勝利し「いい相撲を取ったのでね。今度は自分の番という、そういう気持ちだけですね」と、刺激も受けた様子だった。

 終盤に入り、大横綱のすごみは増すばかり。14日目の大関琴奨菊(32=佐渡ケ嶽)戦に勝利し、2大関が敗れれば、史上最多記録を更新する36度目の優勝が決まる。それでも「この数日の内容を思い出して、やっていきたい」と意識せず、初場所で敗れた相手に焦点を定めた。