大関照ノ富士(25=伊勢ケ浜)が、西前頭筆頭の勢(30=伊勢ノ海)を下して自身4度目のかど番からの脱出を決めた。踏み込んで左前みつを引いて上手を深く取り、上手投げは決まらなかったが、体を寄せて寄り切った。

 これまで8戦1勝と合い口の悪い相手に完勝。自身より3センチ身長が高い195センチの勢を「土俵に上がったら自分より小さく見えた」と独特の表現で話し「小さく見えてきたら勝っちゃうよね」と調子の良さをアピールした。