元小結の旭鷲山が、横綱日馬富士の暴行問題をめぐる元横綱朝青龍との“場外乱闘”についてコメントした。

 初のモンゴル出身力士として活躍した旭鷲山は21日に来日。各局の情報番組等に出演し、今回の日馬富士騒動についてコメントしている。23日には自身のフェイスブックを更新し、貴ノ岩から直接電話で聞いたとする内容をアップ。「灰皿やカラオケのリモコンなどで40~50発殴られた。翌日病院へ行き、頭を縫いました。床山さんもうまく結えなかった」などと当時の状況を語ったとした。

 朝青龍は24日にツイッターを更新。「また何に?彼が話したと?嘘つけ!お互い相撲界に関係ないから見てた方がいいじゃないの?あのモンゴルのヒーロー男!!」「彼の顔見て!!上手く嘘つけよ!!ばれているよ!!」などと、名前は出さなかったが旭鷲山に対してと思われる批判コメントを連投した。

 旭鷲山は24日、フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」に出演。朝青龍のツイートに「名前は言ってないけど多分、僕のこと」と苦笑しつつ、「俺がウソをついているか、いつかそれ(真実)はわかること」と含みをもたせた。また、自身は「別に日馬富士を横綱(引退)どうのこうの言ってるんじゃなくて、できれば両方、仲良くさせて、日本の相撲協会に連れて行ってマスコミの前で両方謝って握手して」と、どちらかの肩を持つわけではなく両者の和解を願っているとした。