大相撲で白鵬に続き、稀勢の里が休場したことで1人横綱となった鶴竜は19日、東京都墨田区の井筒部屋での朝稽古後に取材に応じ「気にせず、自分の相撲に1日1日、集中していきたい」と自然体を強調した。

 鶴竜は昨年、6場所中5場所を休場しただけに、「休場を決めるのはつらい」と心情を推し量った。今場所は18日の5日目まで全勝と好調で、最高位としての責任を果たすことが期待される。「これから少しずつ疲れが出てくるかもしれないけど、ケアして整えていくことが大事」と気を引き締めた。