大相撲春場所(3月11日初日)の開催を知らせる「御免札」が9日、会場のエディオンアリーナ大阪(大阪市浪速区)の正面に立てられた。

 初場所では、栃ノ心が12年夏場所の旭天鵬以来となる平幕優勝を果たした。一方で、十両大砂嵐の無免許運転の疑いや、過去の春日野部屋の傷害事件が発覚するなど不祥事に大きく揺れた。春場所担当部長の鏡山親方(元関脇多賀竜)は「今が正念場。(ファンが)応援してくれているうちにやらないと、見放されてしまう。全員で力を合わせたい」と危機感を口にした。