幕内後半戦の藤島審判長(元大関武双山)は「(高安-栃ノ心戦は)最後、高安が先に落ちたように見えた私が物言いを付けた。(協議では)その前に、西方の審判が栃ノ心の(右)かかとが出ているのを見ているので(ビデオ室)と確認した。(ともにV逸の)昨年秋場所の豪栄道しかり、先場所の鶴竜しかりで優勝争いは最後まで分からない」とコメント。

 高安戦で物言いの末、右かかとが先に出たとの微妙な判定で4敗目の栃ノ心は「(出たかどうかは)わからなかった。弱いから負けた」と話した。