大相撲の大嶽親方(元十両大竜)は29日、道交法違反(無免許運転)の罪で略式起訴され、日本相撲協会からの引退勧告処分を受け入れた元大砂嵐の断髪式を行わないことを明らかにした。

 大嶽親方は、事件発生時は協会を離れた評議員の立場だったため処分対象ではなく、2カ月の10%報酬返上を申し出た。「自分の弟子ですから責任を取らないといけない」と話した。

 この日、顔を合わせた同じ貴乃花一門の貴乃花親方(元横綱)から「ご迷惑をお掛けしました」との謝罪の言葉があったことを明かした。