大相撲の新大関栃ノ心が3日、母国ジョージアに土俵をつくることをマルグベラシビリ大統領に要望する意向を示した。

 ジョージアへの出発前に出席した小野川親方(元幕内北太樹)の襲名披露パーティーが開かれた東京・両国国技館で明らかにした。

 栃ノ心は同大統領と面会予定で「まだジョージアに土の土俵はない。いろんな話をしたい」と裾野の拡大に意欲的だった。帰国は1年ぶりで、弟の結婚式などにも出席する。「いつもと(状況が)違うから緊張する。大変だと思うよ」と話した。12日に再来日の予定。