大相撲の横綱白鵬(33=宮城野)が16日、滋賀・長浜市で行われた合宿で父親の顔をのぞかせた。合宿4日目、長男の真羽人くん(9)が合流。稽古中は必要以上に声をかけることなく自主的に四股を踏ませ、全体稽古を終えたところで土俵に上げた。

 平幕の石浦、幕下山口と相撲を取らせて「もっと押せ」などと指示した。3番取り終えると稽古中は険しかった表情も、自然と満面の笑みに変わり拍手で頑張りを褒めた。真羽人くんの動きについては「まずまず」としながらも、満足感たっぷりの表情を浮かべた。