西前頭2枚目千代の国(28=九重)が20日、日本相撲協会に「左肘内側側副靱帯(じんたい)損傷で19日より約4週間の加療を要する見込み」との診断書を提出した。

 千代の国は小手投げで6敗目を喫した玉鷲戦で、左肘を痛める仕草を見せていた。13日目の対戦相手、東前頭2枚目勢(31=伊勢ノ海)は不戦勝となり勝ち越しが決まった。千代の国は12日目まで6勝6敗だった。

 千代の国の休場は、前頭9枚目だった16年名古屋場所以来。これで今場所の幕内の休場者は3横綱ら7人目となった。