大相撲春場所(10日初日、エディオンアリーナ大阪)の新弟子検査が2日、大阪市内の病院で行われ、40人が受検、全員が体格基準をクリアした。合格者は内臓検査の結果を待って、初日に発表される。

兵庫・報徳学園中で昨夏全国中学選手権・個人準優勝の大辻理紀(15=高田川)は179センチ、130キロで体格基準をクリアした。「相撲をやるならプロで」と角界入りを決断した。

母真理子さん(55)と「中卒で入るなら、20歳までに十両になること。ダメなら辞める」と約束している。「できれば3年で十両になりたい。1年目で三段目、2年目で幕下、3年目で十両、4年目で幕内」と夢のシナリオを明かし「目標は横綱です」と力強く話した。