第98回東日本学生選手権が9日、東京・両国国技館で行われ、中大が同校では63年ぶりとなる個人、団体戦の2冠を達成した。

団体戦決勝では3連覇を狙った東洋大を破り、個人戦では主将の田中大介(4年)が日体大のデルゲルバヤル(3年)を撃破した。田中は「団体優勝の方がうれしかった。気持ちよかった」と笑顔。身長183センチ、体重183キロの体格を生かした突き、押しが武器で、卒業後のプロ入りは「考え中」と、未定を強調した。