照強が幕尻ながら終盤まで優勝争いに食らいつき、自身初の三賞となる敢闘賞を獲得した。

殊勲賞の友風を立ち合いの出足から一気に押し出し、優勝次点となる12勝締め。「最後に一番いい相撲だった」と興奮気味に語り、三賞については「初めてですごいうれしい」。兄弟子の安美錦が引退した場所で、台頭を印象づける好成績。「少しでも安心させられたらうれしい」と、終始笑顔だった。