日本相撲協会は初場所初日の10日、初日から休場した横綱鶴竜(35=陸奥)の「腰椎すべり症による腰痛増悪のため1月場所の休場を要する」との診断書を公表した。

鶴竜は昨年11月場所に横綱審議委員会から「注意」の決議を下されて厳しい立場に立たされていたが、4場所連続休場。休場が決まった8日には、師匠の陸奥親方(元大関霧島)が3月の春場所に進退を懸けると明言した。同親方は休場を決めた時の鶴竜との会話内容について「本人も『来場所引退をかけて1日でも早く稽古出来る体を作って頑張ります』ということで」と明かしていた。