大相撲の元前頭で昨年1月に引退した元荒鷲(34=峰崎)が23日、東京・両国国技館で断髪式を行った。当初は昨年5月31日に開催する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっていた。

師匠の峰崎親方(元前頭三杉磯)や同じモンゴル出身の横綱鶴竜ら約300人の関係者が出席した。両国国技館での断髪式開催は昨年2月の押尾川親方(元関脇豪風)以来。元荒鷲は今後、日本に永住する意向を示し、今後は未定ながら「今まで学んだことを生かしたい」と話した。