人気力士の東十両4枚目・炎鵬(26=宮城野)が2連勝と幕内復帰へ好スタートを切った。

突き放してくる巨漢の千代丸が相手。「引きにいこうかと何度も思ったが、我慢していった」。潜り込もうと狙い続け、最後は左からの下手投げで崩して引き落とした。

昨年春場所、自己最高位の東前頭4枚目から4場所連続負け越して19年春場所以来の十両。先場所は新型コロナウイルス感染症の影響で部屋全体が休場となった。出直しの場所をいい形で再出発できた。「思ったように体は動けている。まだ2日間。継続してやっていきたい」と話した。