日本相撲協会は29日、都内で評議員会を開き、2020年度の決算を承認した。経常収益から経常費用を差し引いた額は約50億円のマイナス。赤字は6年ぶりで過去最大額となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年の春場所は史上初の無観客開催となり、翌夏場所は中止。以降も観客の入場者数に制限がかかったことで、入場料収入などが大幅減となった。