初日はそろって白星を飾った4大関が、2日目にして早くも崩れた。

朝乃山は立ち合い、右からおっつけて一気に出ていくが、明生に右からすくわれて土俵際で体勢を逆転されると、そのまま押し出された。かど番の大関正代も、若隆景の低い攻めに防戦一方で寄り切られた。

結びで貴景勝も、幕内優勝2回の実力者、小結御嶽海に押し倒された。3大関に土がついた。

大関に復帰した照ノ富士だけが北勝富士を送り出し、初日から2連勝を飾った。

十両で注目の「業師対決」は宇良が炎鵬をきめ出し、初日から2連勝とした。