大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が1敗を守って中日を終えた。

過去12戦負けなしの西前頭4枚目妙義龍を、全く問題にしなかった。立ち合いから押し込んで、相手の体勢をよく見て左からはたき込み。7勝目で勝ち越しに王手をかけた。

勝ちっ放しの大関照ノ富士を1差で追いかける展開。4大関で唯一、大関での優勝を経験している24歳は「自分の相撲に集中することだけやりました。(後半戦に向けて)明日の相撲に集中してどれだけ積み重ねられるかだと思っている」と気を引き締めていた。