進退を懸けて土俵に上がっている横綱白鵬が、平幕の北勝富士をはたき込んで初日から6連勝とした。6場所連続休場明けの今場所。押し込まれる場面もあったが反応の良さが光り、中盤戦を白星でスタートさせた。 綱とりに挑戦する大関照ノ富士も、平幕の逸ノ城を寄り切って6連勝を飾った。右四つ、左はさがりをつかんで一気に攻めた。 大関正代は、平幕の琴恵光を下して連敗を3でストップ。3勝3敗と星を五分に戻した。 今場所を大関とりの足固めにしたい関脇御嶽海は、新小結の明生に敗れて2敗目を喫した。 3日目から出場した関脇高安は、大栄翔を下して3勝目。21場所ぶりに幕内に返り咲いた宇良は、新入幕の一山本を退けて3勝3敗となった。 勝ちっ放しは変わらず白鵬、照ノ富士の2人で、1差で平幕の琴ノ若が追いかける展開となっている。
6日目の取組を写真で振り返ります。
大相撲名古屋場所 全取組結果
幕内
| 照ノ富士(6勝0敗) | ○ | 寄り切り | ● | 逸ノ城(3勝3敗) |

- 逸ノ城(左)を寄り切る照ノ富士(撮影・渦原淳)
★「先に起こされてしまって、そこから体勢悪く先手をとられた。もう少し自分の流れでとれたら、相撲になったと思う。」

- 琴恵光(左)を寄り切りで破る正代(撮影・河田真司)

- 御嶽海を突き落としに破る明生(右)(撮影・渦原淳)

- 御嶽海(右)を突き落としで破る明生(撮影・河田真司)
| 高安(3勝1敗2休) | ○ | 突き落とし | ● | 大栄翔(1勝5敗) |
★大栄翔「しっかり切り替えて明日からやりたい。気持ちを強く持っていきたい。」

- 大栄翔を攻める高安(右)(撮影・渦原淳)

- 大栄翔(左)を突き落としで破る高安(撮影・河田真司)
☆隆の勝「思い切り前に出られたのでよかったと思います。最近、自分らしい相撲がとれていなかったので切り替えていけた。」
★若隆景「もっと攻める相撲を取らないとダメ。切り替えて明日から頑張ります。」

- 隆の勝(左)が若隆景を押し出す(撮影・渦原淳)
☆翔猿「(不利な体勢から逆転の下手投げ)捨て身だったが、思い切りいったら白星につながった。」

- 翔猿が下手投げで隠岐の海を破る(撮影・渦原淳)

- 隠岐の海(左)を下手投げで破る翔猿(撮影・河田真司)
| 霧馬山(4勝2敗) | ● | 引き落とし | ○ | 千代大龍(2勝4敗) |

- 霧馬山(手前)を引き落としで破る千代大龍(撮影・河田真司)

- 千代大龍(左)が 引き落としで霧馬山を破る(撮影・渦原淳)
| 千代翔馬(3勝3敗) | ○ | 上手出し投げ | ● | 豊昇龍(4勝2敗) |

- 豊昇龍(左)を上手出し投げで破る千代翔馬(撮影・河田真司)
| 阿武咲(2勝4敗) | ● | 引き落とし | ○ | 宝富士(4勝2敗) |
☆宝富士「(阿武咲との青森対決)やりづらさはありますね。同じ街の後輩だし、負けたくない思いもある。あまり当たりたくもないが、対戦するということは同じぐらいの位置にいるということですから。」

- 豊昇龍(左)を上手出し投げで破る千代翔馬(撮影・河田真司)
☆碧山「考えながら相撲とりました。だいぶ落ち着いてきたんで、こんな気持ちで相撲をとりたい。」

- 妙義龍(左)を寄り切りで破る碧山(撮影・河田真司)
| 千代ノ皇(2勝4敗) | ● | 寄り切り | ○ | 志摩ノ海(3勝3敗) |
☆志摩ノ海「おっつけていこうとしたが差してしまった。向こうは上手取ると強いんで。早く早く攻めていったのがよかった。」

- 千代ノ皇(右)を寄り切りで破る志摩ノ海(撮影・河田真司)
☆魁聖「危なかったけど、まわし取れたからよかった。まわし取れたら、相撲とれますんで。」

- 英乃海(手前)を寄り切りで破る魁聖(撮影・河田真司)

- 豪快に塩をまく照強(撮影・河田真司)

- 玉鷲(右)を引き落としで破る照強(撮影・河田真司)
| 徳勝龍(3勝3敗) | ● | 突き落とし | ○ | 琴ノ若(5勝1敗) |

- 輝(左)を上手投げで破る剣翔(撮影・河田真司)
| 栃ノ心(2勝4敗) | ○ | 押し出し | ● | 千代の国(4勝2敗) |
★千代の国「ついていければよかったが、体が変に動いてしまった。」

- 千代の国(手前)を押し出しで破る栃ノ心(撮影・河田真司)
☆宇良「勝ててよかったです。相手(一山本)は星が上がって、自分は上がってなかったんで、追いつきたい気持ちはありました。」
★一山本「相手(宇良)が仕切り線から離れていて、どうしようかなと思った。自分の距離で楽に相撲を取らせてもらえなかった。」
宇良が新入幕の一山本を圧倒、星五分に戻すも「レベルの高さ痛感」

- 一山本(左)を押し出しで破る宇良(撮影・河田真司)
☆大奄美「右を差せてよかった。なかなか自分の形にさせてもらえない。自分の形になるよう、相撲をとっていきたい。本土の人には負けたくないという気持ちはあります。頑張らないといけない。」

- 千代丸(右)を寄り切りで破る大奄美(撮影・河田真司)
☆石浦「(3連敗から3連勝)気持ちもだけど、体が動くようになってきた。苦手な相手で勝つイメージはわかなかったが、体がよくなってきたんで。(腰の)治療をしてくれた先生に感謝です。
(露払いを務める)横綱土俵入りがいいスイッチになってます。」

- 石浦(左)が松鳳山を寄り切る(撮影・渦原淳)