大相撲の夏巡業が5日、東京・アリーナ立川立飛で始まった。コロナ禍前の19年12月の冬巡業以来、約2年8カ月ぶりの開催。巡業初日となったこの日は平日にもかかわらず、約2200人が来場。横綱照ノ富士(30=伊勢ケ浜)や名古屋場所で初優勝した平幕の逸ノ城(29=湊)が参加した。場所前に所属する部屋で新型コロナウイルス感染が発覚して名古屋場所を全休した高安(32=田子ノ浦)も姿を見せた。
土俵に上がるまではマスクを着けて汗を流すことが徹底されるなど、コロナウイルスの感染対策も徹底された。夏巡業は14日まで。今後の日程は以下の通り(6日=千葉・船橋市の船橋アリーナ、7日=さいたま市のさいたまスーパーアリーナ、、11日=茨城・古河市のイーエスはなもも体育館、14日=埼玉・春日部市のウイング・ハット春日部)。
照ノ富士が横綱として巡業初参加「ファンがあってこその大相撲なので」