大相撲秋巡業の最終日が28日、群馬・桐生市内で行われ、入間川巡業副部長(元関脇栃司)が今巡業について総括した。夏巡業と同じく新型コロナウイルスの感染症対策を徹底できたことについて成果を強調しながら「ファンの皆様と交流しながら、相撲の良さを間近で見ていただくことができた」と手ごたえを口にした。

秋巡業は今月8日の東京・青梅市を皮切りに、計6日間の日程で実施。22日の山梨・甲府市での巡業からは横綱照ノ富士が古傷の両膝痛悪化で途中休場となったものの、参加する力士たちが迫力ある稽古や積極的なファンとの交流で巡業を盛り上げた。

この日の幕内での休場者は照ノ富士、霧馬山、宝富士に加え、右足の親指のけがで高安、持病の腰の悪化により逸ノ城、へんとうの腫れによる発熱で照強の3人が新たに休場となった。