幕内最年長38歳の玉鷲(片男波)が若々しい相撲で21歳の北青鵬を圧倒した。

204センチの相手をのど輪攻めから休まず、最後は「抱えて走っていった」と寄り切った。「今日はもやもやはない。気持ちいいね」と心地よく流れた汗をぬぐった。

北青鵬とは初顔合わせだった。その長身は仕切りの際に驚かされた。「顔を上げたら(頭の)てっぺんが見えない。あれっ!? と思って、それで待ったした」。仕切り直した立ち合いでは、そんな心の動揺をかけらも見せない。さすがはベテランの相撲だった。

1敗で優勝争いのトップに並んだ。優勝2回の実績を持つが「ないよ。名古屋は絶対にない」と笑い、「明日からも先のことは考えず、楽しくやります」と締めた。