7度目のかど番の大関貴景勝(27=常盤山)は、2日目からの連勝が「5」で止まり、5勝2敗として優勝争いの先頭から後退した。

取組前の時点で対戦成績が15勝6敗と、合口の良い大関経験者の前頭正代が相手だったが、手痛い黒星となった。正代戦の連勝も「5」で止まった。

初日は同体取り直しの末、前頭北勝富士に敗れたが、その後は連勝していた。持ち前の突き、押しで2日目は小結錦木、3日目からはいずれも前頭の明生、朝乃山、阿炎、玉鷲と難敵を次々と退けていた。だが正代に敗れて勢いを止められた格好。8日目は前頭翔猿との顔合わせとなった。対戦成績は最近4連敗中で、通算でも4勝5敗と負け越している合口の悪い相手。4度目の優勝を狙う上で平幕相手に連敗は避けたいところだけに、カギを握る対戦となりそうだ。

★連勝が止まり、5勝2敗で優勝争いの先頭から後退した貴景勝 (振り返っても)戻ってこないので、この一番は。明日(8日目)に向けて頑張るだけ。