大関貴景勝(27=常盤山)が、優勝決定戦の末、逆転で4場所ぶり4度目の優勝を飾った。本割で4敗で並んでいた関脇大栄翔を撃破。先に敗れていた前頭熱海富士との優勝決定戦に勝った。

表彰式では日仏友好杯の副賞で恒例の緑色の巨大マカロンも受け取った。土俵下での優勝インタビューでは「(全休の)名古屋場所で、つらい7月を過ごした。夢の横綱へどうしたらいいか考えた。無駄ではなかった」と綱とりとなる次の九州場所を見据えた。