小学1年から高校3年までの約200人がエントリーした女子相撲の「第1回ドリームガールズ杯」が11日、東京・墨田区のすみだフットサルアリーナで行われた。小学1~3年は1階級、同4~6年は軽量級と重量級の2階級、中学生と高校生はさらに中量級を加えた3階級で争われた。女子への相撲普及、女性の相撲ファン拡大などを目指し、初開催された。

小学1年生の部では、特別応援サポーターとして大会の初開催に協力した、宮城野親方(元横綱白鵬)の三女、白鵬真結羽(まゆは)さんが準優勝に輝いた。真結羽さんは、欠場2人の不戦勝を含め、予選5試合を全勝で準決勝に進出。準決勝も同体取り直しの末に寄り切った。だが決勝は、立ち合いで両前まわしを許し、後手に回ると、最後は上手投げで岐阜・高山相撲クラブの坂本杏花(ももか)さんに敗れた。直後に、土俵周りにいた母の白鵬紗代子さんの胸にうずくまり号泣。涙を流して悔しがった。